江差町 開陽丸潜水調査で保存策検討へ

戊辰戦争のさなかに江差町の沖合で沈没した旧幕府軍の軍艦「開陽丸」の潜水調査が行われ町は、採取した資料を分析し、適切な保存策を検討することにしています。

開陽丸はオランダで建造された旧幕府軍の軍艦で、戊辰戦争のさなか1868年に江差沖で座礁し、その後、沈没しました。
船体は、沈没から150年以上たったいまも海に沈んでいて江差町は、去年に続いてきょうまで3日間の日程で、状態を調べるための潜水調査を行いました。今回の調査では、ドローンなどを使って水中遺跡の正確な位置を測量したほか、痛み具合を確認するために木造の船体の一部を採取しました。町によりますと、採取した船体の一部は、海中生物が入り込むなど腐食が進んでいるということで今後、専門機関に送り、詳しい調査を行うということです。江差町教育委員会の小峰彩椰学芸員は「今回の調査を踏まえて今後、海底にある船体の保存方法をより正確にしていきたい」と話していました。町は、ことし11月上旬にも分析の結果を明らかにすることにしています。