クマ出没で閉鎖の札幌西区「市民の森」など約2か月ぶりに解除

札幌市西区にある「西野市民の森」と周辺の公園では、ことし6月にクマの目撃が相次いだため閉鎖が続いていましたが、その後、クマの痕跡が確認されていないことから29日、およそ2か月半ぶりに閉鎖が解除されました。

札幌市西区にある▽「西野市民の森」の登山道や、▽周辺にある「宮丘公園」、それに▽「西野西公園」の一部エリアでは、6月中旬に近くでクマの目撃が相次いだことから閉鎖が続いていました。
公園などを管理する札幌市によりますと、職員が見回りなどを続けた結果、今月中旬以降、新たなクマの痕跡や目撃情報が確認されていないことから、29日、およそ2か月半ぶりに閉鎖が全面的に解除されました。
市は、今後も登山道を利用する際はクマよけの鈴などを携帯し、食べ物のごみは必ず持ち帰るなど、クマを寄せつけないための対策を徹底してほしいとしています。