部活動で演劇に打ち込む高校生がプロの舞台技術学ぶ 帯広

部活動で演劇に打ち込む高校生たちが、舞台装置の使い方や照明の効果などについてプロの技術者から学ぶ講習会が、帯広市で開かれました。

この講習会は、9月に高文連、全国高等学校文化連盟の演劇発表大会の支部大会が帯広市で開かれるのに合わせて28日に開かれたもので、十勝地方の高校の演劇部に所属する高校生約20人が参加しました。
会場の帯広市民文化ホールで、生徒たちはプロの技術者から実際に使われている装置を使って演劇のシーンごとの表現方法を学んでいました。
屋外から屋内へ場面転換する夜のシーンでは、照明や音響を徐々に入れていく「フェードイン」などの技術を使うことで、場面の切り替わりを印象づけることができると生徒たちは説明を受けていました。
参加した帯広柏葉高校の生徒は、「初めて知る舞台技術が多く、とても勉強になりました。今日の経験を演劇にいかせるように頑張ります」と話していました。