アジアゾウの赤ちゃん “すくすく育つ” 円山動物園

札幌市の円山動物園が24日記者会見を開き、先週、産まれたばかりのアジアゾウの赤ちゃんが元気に育っている様子などを説明しました。

円山動物園によりますと、今月19日に道内で初めて誕生したアジアゾウの赤ちゃんはまだ性別はわかっていませんが、3日後の計測で体重が110キロ、体長が90センチ、立ち上がったときの高さは1メートルあったということです。
母親の「パール」に甘えたり、飼育スペースの丸太で遊んだりして、すくすくと元気に育っているということです。
また、休園日だった23日は、「パール」と一緒にゾウ舎から出て、産まれて初めて屋外の飼育スペースを歩いたということです。
ゾウの飼育担当の小林真也さんは「子ゾウの1日1日の成長の速度に驚いています。産まれたばかりの子ゾウを見る機会はほとんどないと思うので、来園者の皆さんに早く見てもらいたいです」と話していました。
赤ちゃんは来月末をめどに一般公開される見込みで、名前については動物園が考えた候補の中から来場者に投票で選んでもらうということです。