札幌市・秋元市長「学校に移動可能なエアコン設置進める」

札幌市でも記録的な暑さとなる中、秋元市長はエアコンが設置されている学校は少ないとして、当面は簡単に移動できるポータブル式のエアコンの設置を進めて対応していく考えを示しました。

札幌市では23日日中の最高気温が統計を取り始めてから最も高い36.3度まで上がるなど記録的な暑さとなっていて、臨時休校や下校時間を早める措置を取る学校が増えています。
こうした中、秋元市長は24日開かれた定例の記者会見で「これまでの夏場はあまり気温が高くなかったこともあり、エアコンの設置はほとんど行われていないのが実態だ」と述べ、エアコンが設置されている市立学校は少ないとの認識を示しました。
そのうえで「暫定的にはポータブル式のエアコンをさらに増やしていく」と述べ、当面は簡単に移動できるポータブル式のエアコンの設置を進めて対応しつつ、本格的なエアコンの学校への整備についても市の教育委員会と協議していく考えを示しました。