記録的な暑さ 臨時休校や繰り上げ下校など対応続く

記録的な暑さに見舞われている道内。各地の学校では、臨時休校などの措置を取っています。

【函館市】
函館市では24日から小中学校などで2学期が始まる予定でしたが、厳しい暑さにより熱中症の危険性が極めて高いとして、24日、市内にある公立の小中学校などすべてで臨時休校にすることを決めました。
24日臨時休校となるのは市内にあるいずれも公立の▽幼稚園1校、▽小学校38校、▽中学校18校、それに▽義務教育学校1校のあわせて58校です。
函館市が暑さを理由に臨時休校の措置をとるのは今回が初めてだということです。
25日以降の学校の再開については未定だとしています。
【旭川市】
旭川市教育委員会によりますと、24日も上川地方で「熱中症警戒アラート」が発表されたことを受けて、市内に77ある小学校と中学校のうち61校で、24日下校時間を早める措置をとることにしました。
【根室地方】
根室地方の各自治体の教育委員会によりますと、熱中症対策のため根室市と別海町、中標津町、それに標津町のすべての小中学校や義務教育学校で給食のあとに繰り上げ下校させる措置をとることを決めたということです。
【帯広市】
帯広市内のほとんどの小学校と義務教育学校の一部のクラスでは、授業を午前中で終え、下校時間を繰り上げることにしました。
また、市内の中学校は通常の授業を行いますが、23日に引き続き、▼体育授業の中止や▼部活動など、屋外での活動を控えるなどの措置をとるということです。
【十勝地方】
NHKが十勝地方の各自治体の教育委員会に問い合わせたところ23日午後5時現在、暑さの影響を受け、5つの町と村の小中学校で24日の臨時休校などの措置を決めました。
▼終日の臨時休校を決めたのは、▽本別町の中学校2校、▽更別村のすべての小中学校です。
▼午後の臨時休校を決めたのは、▽音更町の小中学校11校、▽大樹町のすべての小中学校、▽足寄町の小学校1校です。
学校によっては、25日も休校するところがあります。
【オホーツク地方】
オホーツク地方では24日も9つの自治体の小中学校などあわせて65校で臨時休校などの措置をとることになりました。
▼北見市では、小学校17校と義務教育学校1校、高校1校、それに特別支援学校1校が臨時休校となるほか、小学校3校と13の中学校すべてで午後から臨時休校となります。
▼訓子府町では小中学校3校すべてが臨時休校となるほか、高校1校が午後から臨時休校となります。
▼津別町では高校1校が午後から臨時休校となります。
▼美幌町では小中学校5校すべてが臨時休校となります。
▼大空町では小中学校4校すべてが午後から臨時休校となります。
▼斜里町では小学校2校すべてが臨時休校となるほか、義務教育学校1校が午後から臨時休校となります。
▼遠軽町では小学校3校が臨時休校となるほか、小学校3校と中学校2校が午後から臨時休校となります。
▼西興部村では小学校1校が午後から臨時休校となります。
▼滝上町では小中学校3校すべてで午後から臨時休校となります。
【胆振・日高地方】
胆振・日高地方でも暑さによる影響で、24日以降、休校を決めた学校が出ています。
▼日高の平取町では、24日と25日、小中学校あわせて7校すべての休校を決めました。
▼胆振の厚真町の小中学校4校すべてと、▼安平町の追分小学校で、24日と25日は午後から休校することになりました。
このほか、▼むかわ町では鵡川中学校が24日午後から休校することにしています。
▼白老町の教育委員会によりますと、熱中症を予防するため24日と25日、町内にある6校の小中学校のうち、▽白老小学校と白老中学校では6時間目以降の授業は行わず、子どもたちが下校するほか、▽萩野小学校と白翔中学校では、午後は休校とすることを決めました。