北海道ワイルズが横浜グリッツと交流戦へ 釧路プロ試合継続を

アイスホッケー、アジアリーグへ加盟を申請した釧路市を拠点とする新チーム、「北海道ワイルズ」が、リーグの「横浜グリッツ」とシーズンを通して交流戦を行うことを発表しました。

アジアリーグは経営の悪化で給与の未払いが続き選手や監督らが離脱した「ひがし北海道クレインズ」の今シーズンの出場資格停止を決め、リーグ戦の日程を変更し、クレインズを除く残り5チームで行うと発表していました。
一方、クレインズを離脱した選手の受け皿となり、リーグへの加盟申請をしているワイルズは、23日、もともとクレインズが試合をする予定だったリーグ日程に合わせて、横浜グリッツと交流戦を行うと発表しました。
交流戦は来月から来年3月にかけてあわせて8試合で、来月16日のアジアリーグ開幕日にはグリッツのホームである新横浜で行うほか、釧路アイスアリーナでの試合も行うということです。
ワイルズとしては、今シーズンのリーグ参戦が困難となる中、選手の試合の機会を確保するとともに釧路でプロチームの試合を継続させる狙いです。
ワイルズの山田謙治代表は「ワイルズがいよいよ始動する。横浜の氷をとかすほどの熱い戦いを見せたい」とコメントしています。
また、グリッツの臼井亮人代表は「アイスホッケーが盛り上がり、全国、横浜、そして釧路のアイスホッケーファンが心から楽しめる熱い試合をお届けする」とコメントしています。