道南で初 ドローン活用する山岳救助で協定

山岳遭難などが発生した場合にドローンを活用してより早期に行方不明者の発見につなげようと八雲警察署は地元の自治体と協定を結びました。

22日に行われた締結式には、八雲警察署の佐々木良幸署長と八雲町の成田耕治副町長、長万部町の木幡正志町長が出席し、協定書に署名しました。
この中で八雲警察署の佐々木署長は「協定をもとに八雲町と長万部町と連携し、ドローンによる効果的な捜索を行い、遭難者の早期発見に努めたい」と述べました。
協定では山菜採りなどによる山岳遭難が万一起きた際、警察から連絡を受けた町がドローンを飛ばして上空からの映像を警察の状況把握や救助活動に活用するとしています。
山岳遭難などの際にドローンの活用で警察と自治体が協定を結ぶのは道南では今回が初めてだということです。
ヘリコプターと比べてドローンは悪天候でも飛ばせることができるということで、警察などは、ドローンを活用し迅速な救助活動につなげていきたいとしています。