札幌の小学生 警察の仕事に触れながら関係する英語学ぶ

夏休み中の小学生が警察の仕事を英語で学ぶユニークな取り組みが、札幌市で行われました。

札幌中央警察署で行われたこの取り組みは、警察官の仕事に触れながら、関係する英単語を合わせて学ぶというもので、札幌市内の英会話教室に通う小学1年生から4年生までのおよそ30人が参加しました。
鑑識作業の指紋の採取体験では、事件の現場で使われる道具を使い、指紋が付いた容器に特殊な白い粉を付けて指紋を浮かび上がらせながら、「Fingerprint」などと英単語の発音も練習していました。
また、子どもたちは実際に手錠や警棒などを警察官から見せてもらいながら、覚えた英単語にはシートで印を付けていました。
参加した小学4年生の児童は「ブラシを使い指紋を採取する体験は初めてで楽しかったです。パトカーを意味する英単語の『Policecar』も覚えました」と英語で話していました。
英会話教室のホームス泉代表は「聞いたり触ったりしながら学ぶことが自然な言語の学び方だと思うので、警察の仕事を通して、子どもたちが生き生きと英語を楽しそうに学んでいる姿がうれしかったです」と話していました。