江差町 9日から姥神大神宮渡御祭

道内で最も古い祭りとされる江差町の「姥神大神宮渡御祭」が9日から3日間、開かれます。

江差町の「姥神大神宮渡御祭」は、およそ370年の歴史を持つ祭りで、にしんの豊漁を、神様に感謝して行われたのが始まりと言われ、ことしは9日から3日間行われます。
見どころは、町内会ごとの「ヤマ」と呼ばれる13台の山車が10日と11日の2日間、町じゅうを練り歩く「山車行列」です。祭りを9日に控え、最終準備が進められていて、ちょうちんや旗などの装飾がきちんと施されているかなど確認していました。また、子どもたちも笛や太鼓などの練習を続けていて、本番に向けて力の入った練習をしていました。
祭りで太鼓を担当する子どもたちは「元気よくたたきたい」とか「思いっきりたたき、楽しみたいです」などと話していました。「ヤマ」の1つで津花町の「楠公山」の石塚浩二頭取は、「4年ぶりとなりますが、安全で楽しい祭りになればと思います」と話していました。