地産地消を学ぶ 親子が地元食材でソーセージ作り

夏休み中の小学生に釧路の「地産地消」を学んでもらおうと地元産の肉を使ったソーセージ作りの体験会が行われました。

体験会は釧路市などが企画し市内の小学3年生から6年生の児童とその保護者、あわせて24人が参加しました。
午前中は釧路市山花の施設にある調理場でソーセージ作りが行われました。
原材料は地元で捕獲された後、育てられた鹿、それに豚です。
参加者はミンチにした肉にスパイスなどの調味料を加えてよくこねたあと、肉の量が均一になるように気をつけながら羊の腸に詰めていきました。
そして、1メートルほどの長さになったソーセージをところどころねじって形を整え、最後にスタッフがゆでて完成させていました。
小学5年生の男の子は、「肉を詰めるのが難しくて、ソーセージを作るのは大変だなと思った。自分としては100点」と話していました。
また小学4年生の男の子は「おいしそう。きょう家に帰ったら食べたい」と笑顔を見せ、その母親は、「鹿はよく見るが食べることがあまりないので、子どもが味を知る良い機会になった」と話していました。