警察官コンビニに拳銃置き忘れ 約20分後に回収

北海道警察本部は、7日、旭川市内で20代の巡査長が拳銃をコンビニエンスストアのトイレに置き忘れ、およそ20分後に回収したと発表しました。拳銃は使われた形跡はないということで、再発防止に努めるとしています。

道警本部によりますと、7日午前10時20分ごろ、道警旭川方面本部の捜査課に所属する20代の男性巡査長が、旭川市内のコンビニのトイレに弾の入った拳銃を置き忘れました。
店を出たあと忘れたことに気づき、およそ20分後に店に戻って回収したということです。
拳銃が使われた形跡はありませんでした。
道警の内部規定では、拳銃は肌身離さず携帯することになっていますが、巡査長は拳銃の入った専用のケースごとトイレの個室内のフックにかけ、そのまま店を出てしまったということです。
当時は1人で事件の捜査にあたっていて、急きょ、体調が悪くなったため、トイレを利用したということです。
北海道警察本部の原田周兒教養課長は「警察の信用を損なう行為で、深くおわび申し上げます。再発防止に向けて職員の指導を徹底して参ります」とコメントしています。