お盆の空の便 国内線の予約数 去年比増 コロナ禍前より減

ことしのお盆の期間中、航空大手2社の北海道を発着する国内線の予約数は去年よりもおよそ30%から10%増加しているものの、新型コロナウイルスの感染拡大前と比べると、およそ5%から10%少なくなっています。

航空大手2社は、今月10日から20日までのお盆の期間中に北海道を発着する国内線について今月3日時点での予約状況をまとめました。
それによりますと、▽全日空が34万1494人と、去年の同じ時期と比べて29.4%増加、▽日本航空は25万8323人と、去年の同じ時期と比べて、10.3%増加しています。
一方、新型コロナウイルスの感染拡大前の2019年と比べると、▽全日空は5.5%、▽日本航空は10.9%それぞれ少なくなっています。
予約のピークは、▽北海道に到着する便は今月10日から12日、▽北海道から出発する便は今月16日から18日ごろとなっています。
航空各社は「新型コロナの『5類移行』などを受けて、旅行需要が回復し、国内線の利用状況も新型コロナの感染拡大前に近づきつつあると感じている」としています。