5日にかけて大雨 総雨量が平年の8月1か月分超えるおそれも

道内は3日から5日にかけて日本海側やオホーツク海側北部を中心に大雨となる見込みで、降り始めからの総雨量は平年の8月の1か月分の降水量を超えるおそれがあります。気象台は、4日まで低い土地の浸水や土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。

札幌管区気象台によりますと、道内は南下する前線に暖かく湿った空気が流れ込む影響で、3日から5日ごろにかけて日本海側やオホーツク海側北部を中心に断続的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる見込みです。
すでに道北を中心に強い雨が降っているところもあり、午前11時までの1時間に降った雨の量は、音威子府村で24ミリなどとなっています。
3日、1時間に降る雨の量は、いずれも多いところで▼日本海側北部で50ミリ、▼オホーツク海側北部で40ミリ、▼日本海側南部で30ミリ、4日、1時間に降る雨の量は、いずれも多いところで▼日本海側で40ミリ、▼オホーツク海側北部で30ミリと予想されています。
また、4日午前6時までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで▼日本海側北部とオホーツク海側北部で150ミリ、▼日本海側南部で100ミリ、5日午前6時までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで▼日本海側とオホーツク海側北部で100ミリから150ミリと予想されています。
5日ごろにかけての総雨量は、平年の8月の1か月分の降水量を超えるおそれがあります。
気象台は、日本海側北部とオホーツク海側北部では3日昼すぎから4日まで、大雨による低い土地の浸水や土砂災害、それに河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。