海自掃海母艦 うらが 一般公開

自衛隊の活動を広く知ってもらおうと海上自衛隊の掃海母艦が2日、函館港で一般公開されました。

公開されたのは、海中に仕掛けられた機雷を除去する船の指揮などを行う、海上自衛隊の掃海母艦「うらが」です。2日は家族連れなど多くの人が訪れ、全長およそ140メートルある「うらが」に乗船して甲板の上を見学し、操舵室があるブリッジなどを自衛隊員の説明を受けながら見て回りました。また、甲板上では陸上自衛隊のヘリコプターなども展示され、隊員たちと写真を撮る人の姿も見られました。このほか、音楽隊による演奏も行われ、訪れた人たちは曲に合わせて手拍子をするなど演奏を楽しんでいました。函館市内に住む小学5年生の男の子は、「船の中が複雑な形をしていてこんな船には乗ったことがなかったので楽しかったです」と話していました。
また、家族と訪れた70代の女性は「子どもたちも初めての体験だったので、楽しそうでした。こうした催しをまたやってもらいたい」と話していました。「うらが」の一般公開は2日までで、3日、函館港を出港するということです。