1日から函館港まつり準備大詰め

函館の夏の風物詩、「函館港まつり」が1日から始まるのを前に、会場の設営作業が大詰めを迎えています。

「函館港まつり」は、昭和9年の函館大火で被害を受けた街の復興に弾みをつけようと、翌年から始まったイベントで、ことしで84回目になります。
会場となるJR函館駅近くの市道一帯では、会場の設営作業が大詰めを迎えていて、屋台の出店の準備などが進められていました。
ビアガーデンを出店する男性は「コロナ渦前の規模で開催できるということで、準備に力が入っています。祭りを盛り上げて市民の方に楽しんでもらえたらいいなと思っています」と話していました。
「函館港まつり」をめぐっては新型コロナウイルスの影響で過去3年間は祭り自体が中止になったり、規模を縮小したりして開かれましたが、ことしは名物の「いか踊り」が復活するなど4年ぶりにすべてのイベントが行われることになりました。
祭りは1日から5日間開かれる予定で、詳しいスケジュールや当日の交通規制の状況は公式ホームページで確認することができます。