宇宙港ある十勝で小学生が宇宙を学ぶ

ロケットの打ち上げ拠点、「宇宙港」がある十勝の子どもたちに、宇宙について学んでもらおうというイベントが30日、帯広市で開かれました。

このイベントは、宇宙とゆかりが深い十勝の子どもたちに、宇宙についてもっと知ってもらおうと、北海道電力の関連会社が開き、小学生20人あまりが参加しました。
ロケットの実物大の模型なども展示された会場では、「宇宙港」を管理運営している会社の社員による教室が開かれ、子どもたちが、宇宙までの距離や人工衛星の役割などを、クイズに答えながら学んでいきました。
また、子どもたちは、ロケットの仕組みを学ぶため、フィルムケースでできたロケットを手作りしました。
ケースの中に入れた入浴剤から発生する炭酸ガスを推進力にしてロケットが飛び上がると、子どもたちは大きな歓声を上げていました。
小学4年生の男の子は、「思ったよりも高く飛んでうれしかった。将来は人工衛星の『はやぶさ』に関わる仕事をしたい」と話していました。
イベントを主催した北海道電力ネットワークの※高橋章 道東統括支店長は、「たくさんの子どもたちが参加してくれてよかったです。今のうちから宇宙について学んでもらい、誰でも当たり前に宇宙に行ける時代を作ってほしい」と話していました。

※はしご高