夏休み迎えるのを前に伊達市大滝の学校でクマ対処法講座

夏休みを迎える子どもたちにクマと出会ったときの対処法を知ってもらおうと、伊達市の小中一貫校で地元のハンターによる講座が開かれました。

この講座は、伊達市の山あいにある小中一貫校、大滝徳舜瞥学校で、28日から夏休みが始まるのを前に行われ、児童ら17人が参加しました。
講師は地元のハンターの男性が務め、▼学校の周辺の山林にはおよそ30頭のクマが生息していると推定されていることや、▼沢や日陰のある場所で活動していることなど、クマの生態について紹介しました。
また、クマに遭遇した場合には、▼大きな声を出して驚かせてはいけないことや、▼クマの様子を確認しながら、ゆっくりと後ずさりして距離を確保し、木や建物に隠れることなど対処法を説明しました。
講座のあと、生徒会長の奈良青衣さんは「夏休みが始まって外出することが多くなるので、きょう聞いたことを生かして対策できたらと思います」と話していました。
また、羽根秀哉校長は「クマへの知識を広めていって、子どもたちや地域の皆さんが安全安心で楽しい夏休みを過ごしてほしいです」と話していました。