花電車で函館港まつりをPR

函館市で、8月1日から「函館港まつり」が開催されるのを前に、市電の花電車の運行が25日から始まりました。

花電車は、昭和初期に路面電車の車両を花で装飾して市内を走らせたことから始まり、今は花をおよそ250個の電飾に変えて函館港まつりをPRしています。江戸時代に函館に入港した黒船をデザインしたものや、観光名所に上がる花火が描かれたものなど、合わせて3両が並んで走行し、沿線ではカメラを構える市民の様子が多く見られました子どもを連れて花電車を撮影していた30代の女性は、「今までコロナで祭りを見に行くことが出来なかったので、ことしは楽しみにしています」と話していました。函館市企業局交通部の西村仁志主査は「ことしはいか踊りも復活するということで函館の風物詩の花電車で港まつりを盛り上げていきたいです」と話していました。花電車は、祭りが行われる来月5日まで走行し、2日と3日は祭りのパレードにも参加するということです。