函館 ゴールデンカムイ展始まる

明治時代の北海道などを舞台にした人気漫画「ゴールデンカムイ」のイラストや資料などを展示する展覧会が函館市で始まっています。

漫画「ゴールデンカムイ」は明治時代末期の北海道などが舞台で、主人公の元兵士がアイヌの少女らとともに金塊を探し出すという冒険物語です。
展覧会は去年4月に漫画の連載が終了したのにあわせて全国各地で開催されていて、函館市では22日から始まっています。
展覧会では6つのゾーンで登場人物のイラストなどが展示されていて、このうち、「命を繋ぐものたち」のゾーンでは、漫画に登場するアイヌ民族の食事や装飾品などが展示されています。
訪れた人たちは展示物を見たり、写真を撮ったりして楽しんでいました。
東京都から来た20代の女性は「物語の流れに沿って絵を見られました。もう一度漫画を読み返したいと思いました」と話していました。
会場となっている丸井今井函館店、営業統括部の山田睦さんは「函館は作品の最終決戦の舞台となっているので、今回の展覧会が開催できることをうれしく思います。ぜひこの機会に訪れてほしいです」と話していました。
展覧会は、9月10日まで開かれています。