函館地方気象台とFMいるか 防災情報発信強化で連携協定

函館市にある気象台と地元のラジオ局が防災に関する情報の発信を強化することで地域の防災力を高めようと連携協定を結ぶことになり、20日、締結式が行われました。

連携協定を結んだのは、函館地方気象台と函館市を中心に地域密着の放送を行っているコミュニティーFM、「FMいるか」です。
20日、市内で行われた締結式には、函館地方気象台の中村辰男台長と「FMいるか」を運営する会社の浅井忠美代表取締役社長が出席し、協定書に調印しました。
協定では、気象台の職員が災害が発生する可能性が高まる大雨などの緊急時だけでなく平常時から直接ラジオに出演し、防災に関する情報を発信することなどが盛り込まれました。
函館地方気象台の中村台長は「地元の人に親しまれているラジオ局だからこそ、何かあったときに聞いてもらえたり頼ってもらったりできると思うので、私たちの持っている情報を地域の人たちに発信していきたい」と話していました。