石狩の倉庫火災で焼け跡から1人の遺体 消防隊員か

19日夜、石狩市の倉庫で起きた火災で、消火活動に当たっていた消防隊員1人と連絡が取れなくなりました。その後、焼け跡から1人の遺体が見つかり、警察が身元の確認を急いでいます。

19日午後6時半ごろ、石狩市新港西2丁目にある倉庫を運営する会社の社員から「非常ベルが鳴って煙が出ている」と警察に通報がありました。
消防が駆けつけたところ2階の倉庫から火が出ていたということです。
消防によりますと、消火活動のため隊員2人が中に入りましたが、このうち56歳の男性隊員1人が倉庫から出てこず、連絡が取れなくなっていました。
その後、煙が弱まった20日午前7時前になって、消防が倉庫の中に入って捜索したところ、1人の遺体が見つかりました。
警察は連絡の取れなくなっている消防隊員とみて身元の確認を急いでいます。
現場では現在も消火活動が続いています。