旭川で来年開催の家具デザインコンテスト “積極的な出品を”

旭川市で3年に1度行われる、家具のデザインを競う国際的なコンテストが2024年6月に開催されます。これまでの受賞作品のうち50点以上が旭川家具として製品化されていて、主催する団体は積極的な出品を呼びかけています。

「IFDA=国際家具デザインコンペティション旭川」は、旭川家具工業協同組合などが世界各地のデザイナーの発想を家具作りに生かそうと、1990年から3年に1度、開催しています。
コンテストはこれまでに11回開かれていて、世界77の国や地域から9433点が出品され、そのうち50点以上が旭川家具として製品化されています。
2024年6月に開かれるコンテストのテーマは「木製家具」で、世界的な建築家、藤本壮介さんなどが審査員を務めます。
デザインの募集は2023年12月20日までで、主催する団体のひとつ、旭川家具工業協同組合の杉本啓維専務理事は「30年以上続く伝統あるコンテストに積極的に応募してほしい。プレゼンテーションや展示会も行うので、多くの人たちに世界の優れたデザインを楽しんでもらいたい」と話しています。