函館地検の検事正に秋元氏が着任 ”道南の暮らし守る”と抱負

函館地方検察庁のトップである検事正に秋元豊氏が新たに着任し、記者会見で「一つ一つの事件と真摯(しんし)に向き合い、事案の真相解明と適正な処罰を通じて、道南地域の安心安全な暮らしを守りたい」と抱負を述べました。

秋元氏は埼玉県出身の60歳。
新潟地方検察庁の次席検事や名古屋高等検察庁の公安部長などを経て、19日付けで函館地方検察庁の検事正に着任しました。
19日の会見で、秋元氏は「北海道警察をはじめとする関係機関と連携して一つ一つの事件と真摯に向き合い、事案の真相解明と適正な処罰を通じて、道南地域の安心安全な暮らしを守りたい」と抱負を述べました。
その上で「検察の職務は国民の信頼の上に成り立っている。その信頼に応えられるよう、誠実に職務に取り組んでいきたい」と述べました。
北海道での勤務は今回が初めてだということで、「函館に2回ほど旅行で訪れたことがある。緑が豊かで歴史的な遺産もたくさんある函館で住めることをうれしく思う」と話していました。