札幌中心部に新たな商業施設「モユクサッポロ」がプレオープン

札幌市中心部で再開発が相次ぐ中、狸小路商店街近くに開業する商業施設「モユクサッポロ」がプレオープンとして公開され、早速、家族連れなどでにぎわっていました。

「モユクサッポロ」では18日、プレオープンのイベントが開かれ、事前に「LINE」で友達登録を行った市民が20日の開業を前にひとあし早く訪れました。
18日は開店前からおよそ400人が行列をつくり、午前11時にオープンすると、家族連れなどが施設内に設けられた水族館でペンギンやクラゲの写真を撮っていました。
また、施設の地下には、きつねとたぬきのキャラクターが飛び出すように見える大型のビジョンが設置されているほか、訪れた人たちはアイスクリームを食べたり、土産物を買ったりして楽しんでいました。
家族3人で訪れた札幌市の40代の女性は「アクセスがよく、仕事帰りなどに家族で集まりやすいです。初出店のお店もあって、新鮮で楽しいです」と話していました。
また、札幌市の30代の男性は「買い物や食事、水族館など一度に楽しめるところが魅力です。このあとも色々な店をまわりたいです」と話していました。
札幌市中心部では、▽「すすきの交差点」に面する複合商業施設がことし秋の開業を目指して建設されているほか、▽去年、営業を終了した「4丁目プラザ」の跡地にオフィスや飲食店などが入るビルの建設が始まるなど再開発の動きが活発になっています。