カーリング女子銀メダル 吉田知那美選手が一日方面本部長に

夏の交通安全運動にあわせて、カーリング女子「ロコ・ソラーレ」の吉田知那美選手が地元の北見市で警察の一日方面本部長を務め、交通安全を呼びかけました。

道警北見方面本部の一日本部長を務めたのは、去年の北京オリンピックで銀メダルを獲得したカーリング女子「ロコ・ソラーレ」の吉田知那美選手で、18日ははじめに土屋仁本部長から委嘱状を受け取りました。
そして本部の前で行われた出動式で、吉田選手は警察官たちに対し「住民が安心して暮らせるようパトロールの強化をお願いします」とあいさつしました。
吉田選手はこのあと市内の商業施設を訪れ、買い物客にシートベルトの着用などを求めるチラシを配って交通安全を呼びかけました。
警察によりますと、ことし道内で発生した交通事故による死者数は17日時点で50人と、去年の同じ時期と比べて3人少ないということです。
吉田選手は「警察官の制服は普段のユニフォーム以上に背筋が伸びる思いです。これからはツーリングや旅行客が増える時期なので事故に気をつけてほしいです」と話していました。
夏の交通安全運動は、飲酒運転の根絶などを重点項目に今月22日まで行われます。