夏の全国高校野球南北海道大会が開幕

夏の全国高校野球南北海道大会は、15日開幕予定でしたが雨のため順延されて、16日から札幌市で始まりました。

夏の甲子園出場がかかる南北海道大会は、札幌市中央区の円山球場で、16日開会式が行われました。
開会式では、支部予選を勝ち抜いた16校の選手たちがライト側から入場し、かけ声にあわせて、大きく腕を振って行進しました。
そして、選手たちが整列したあと、選手宣誓が行われ、札幌北高校のキャプテン、西里悠陽選手が「入学当初から新型コロナウイルスによる制限で、チーム全員で野球ができないもどかしさを経験しました。しかし、それを乗り越えたいま、野球を通して出会った仲間たちと野球ができる喜びを日々感じています。泥臭く、熱く、力戦奮闘し、最高の夏にすることを誓います」と力強く述べました。
このあと行われた第1試合では、2年ぶり47回目の出場の函館大有斗高校と14年ぶり6回目の出場の札幌新川高校が対戦しました。
試合は、函館大有斗が1回に3点を先制したあと、得点を重ねて、7対1で札幌新川に勝って、2回戦に進みました。
第2試合では、北海道栄高校と札幌南高校が対戦しました。
試合は札幌南が6回に先制しましたが、7回に北海道栄が2点をあげて逆転し、1対2で勝ちました。
第3試合では、札幌第一高校と札幌北高校が対戦し、札幌第一が5対0で勝ちました。
南北海道大会で予定されている今月24日の準決勝2試合と、翌日の25日の決勝は、北広島市のエスコンフィールド北海道で行われます。