道南の江差町「飲酒運転根絶の日」に飲食店で啓発活動

道が「飲酒運転根絶の日」と定める13日、江差町では警察などが町内の飲食店を回って飲酒運転の防止を訴える啓発活動が行われました。

道は小樽市で9年前に海水浴帰りの4人が死傷した飲酒ひき逃げ事件が起きた7月13日を「飲酒運転根絶の日」と定めています。
これにあわせて江差町では13日、警察や町の職員など15人が町内の飲食店およそ20店舗を1軒ずつ回り、「みんなで根絶、飲酒運転」と書かれたうちわやティッシュなどを配布し飲酒運転の防止を呼びかける啓発活動を行いました。
警察によりますと、江差警察署の管内では過去3年間に飲酒運転による事故件数は物損事故が3件だということです。
江差警察署交通課の上野賢司課長は「飲酒運転は運転する本人だけではなく、酒類を提供したり車に同乗する行為も悪質な犯罪になるので、そうした行為がなくなるよう皆さんの協力をお願いします」と話していました。
道内では13日から夏の交通安全運動も始まり、道警では今月22日までの10日間にわたって、飲酒運転の根絶のほか、夏場に利用が増えるバイクや自転車の事故防止などを重点的に呼びかけています。