札幌 南区でクマ1頭を駆除 目撃されていた親グマか

クマの出没が相次いでいた札幌市南区で8日、クマ1頭が捕獲用のわなにかかっているのが見つかり、駆除されました。
札幌市は、このクマは、目撃されていた親子のクマのうち、親グマとみて、今後、子グマの捕獲も行う予定です。

札幌市南区北ノ沢とその周辺ではことし5月以降、クマの出没が相次ぎ、7月1日には北ノ沢の道道で、1頭の親グマと3頭の子グマが目撃されていました。
そして、8日、北ノ沢の緑地帯に設置していた箱わなにクマ1頭がかかっているのが見つかり、駆除されました。
札幌市によりますと、駆除されたクマはメスで、体長が1メートル46センチあまり、体重97キロだったということです。
箱わなの近くに設定していたカメラには、このクマのほかに、子グマ3頭が映っていたということで、札幌市は、これまでに出没していた親子のクマの可能性が高いとみて今後、子グマの捕獲も行う予定です。