七飯町の移住体験 拡充して開始

新たに移り住む人を呼び込もうと、七飯町は移住体験をする人の宿泊費などを割り引く事業を今年度も行うことになり、7日から受け付けを開始します。

七飯町は町への移住者を増やそうと、「七飯町お試し移住体験事業」を昨年度から実施していて、移住を検討している人を対象に宿泊料の一部やレンタカーの利用料を負担します。
今年度は内容を拡充し、3泊4日以上だった宿泊期間を3連休でも来られるよう2泊3日以上7泊8日以内としたほか、宿泊料を半額割り引く上限額を子連れの場合は人数が増えて負担が大きいなどとして、1世帯あたり1泊1万円から1人あたり1万5000円に変更しました。
対象者は渡島地方以外に住み、七飯町への移住を検討している家族を含む2人以上5人以内のグループで、滞在中の様子をSNSで発信することなどが条件になります。
町によりますと、昨年度は参加した4組のうち2組がすでに移住していて、残る2組も移住を前向きに検討しているということです。
七飯町政策推進課は「このお試し移住を通じてまずは七飯町を知ってもらい、町での暮らしのイメージを膨らませてほしいです。1人でも多くの人に来て頂いて移住につなげていきたいです」と話しています。
受け付けは来年1月末までで、予算がなくなり次第、終了となります。