八雲町5人死亡事故で対策会議 再発防止策を協議

八雲町5人死亡事故で対策会議 再発防止策を協議

道南の八雲町でトラックとバスが衝突し5人が死亡した事故を受け、6日、警察や北海道開発局の担当者らが事故の再発防止策などを話し合いました。

先月18日、八雲町の国道5号線で対向車線にはみ出したトラックと都市間高速バスが正面衝突し、5人が死亡し12人が重軽傷を負いました。
この事故を受けて、6日、八雲町では再発防止策を話し合う会議が開かれ、警察や町、それに国道を管理する北海道開発局などおよそ30人が出席しました。
はじめに、黙とうしたあと、事故の防止策が話し合われ、今後どのような対策をとっていくか関係機関で協議していくことが確認されました。
また事故現場を含むおよそ500メートルの区間で今夜からセンターラインに溝を掘って音と振動でドライバーに注意を促す「ランブルストリップス」の工事が行われることも報告され、ほかの区間でも早期に設置できるよう検討することになりました。
北海道開発局函館開発建設部八雲道路事務所の高久博司所長は「今回の会議を踏まえ地域のご理解とご協力のもと事故防止対策を進めていきたい」と話していました。