クレインズで活躍のベテラン伊藤賢吾引退 “感謝しかない”

アイスホッケーの元日本代表でアジアリーグ「ひがし北海道クレインズ」で活躍したベテラン、伊藤賢吾選手が引退を決めました。

伊藤選手は釧路市出身の44歳。
1997年に当時の日本製紙クレインズに入団し、海外挑戦を挟み国内ではクレインズ一筋でプレーしてきました。
キャプテンとしてアジアリーグ、全日本選手権の優勝やリーグのMVP獲得など多くのタイトルを獲得し、昨シーズンもリーグ最年長のベテランとしてチームをけん引してきました。
伊藤選手はクレインズやクレインズを離脱した選手の受け皿として発足した新チームの北海道ワイルズから契約の打診を受けてきましたが「体力的にはまだできるものの、選手としてはやり切った」として引退を決めたということです。
伊藤選手はNHKの取材に対し「クレインズ一筋でプレーすることができ、幸せだった。大きなけがもしたが、ファンの皆さんの声援が力になり、諦めないでやれた。本当に感謝しかない。ありがとうございました」と話していました。