目指せ夏の甲子園 南北海道大会・北北海道大会組み合わせ決定

夏の甲子園出場をかけた全国高校野球南北海道大会と北北海道大会の組み合わせ抽せんが6日行われ、1回戦の対戦カードが決まりました。ことしの南北海道と北北海道の大会では、準決勝と決勝がプロ野球・日本ハムの新球場、エスコンフィールド北海道で行われます。

【南大会の組み合わせ】
南北海道大会の組み合わせ抽せんは、エスコンフィールド北海道のグラウンド上で行われ、支部予選を勝ち抜いた16校のキャプテンがくじを引いて、1回戦の8試合の組み合わせが決まりました。
このうち、春の北海道大会で優勝した北海高校は、大会3日目の第2試合で函館中部高校と対戦します。
北海は最速146キロの速球を投げる熊谷陽輝投手をはじめ、春の大会で強力なピッチャー陣が活躍し、今大会でも注目されています。
北海高校のキャプテン、今北孝晟選手は「この球場で野球をしたいという気持ちが強いです。いつもどおりのプレーをして、目の前の試合を1つずつ勝って優勝したいです」と話しました。
また、札幌南高校は支部予選で去年の大会の優勝校、札幌大谷高校を破って出場を決めました。
札幌南は大会1日目の第2試合で春の北海道大会で準優勝した北海道栄高校と対戦します。
札幌南高校のキャプテン、村尾優作選手は「どこのチームも格上であることに変わりないので、チャレンジャーとして頑張りたいです」と話しました。
開会式の選手宣誓は、札幌北高校のキャプテン、西里悠陽選手に決まりました。
南北海道大会は、今月15日に札幌市中央区の円山球場で開幕して、今月24日に準決勝2試合、翌日の25日に決勝が行われます。

【北大会の組み合わせ】
北北海道大会の組み合わせ抽せんは旭川スタルヒン球場で行われ、支部予選を勝ち抜いた16校のキャプテンなどがくじを引いて、1回戦8試合の組み合わせが決まりました。
このうち、春のセンバツ高校野球に出場したクラーク記念国際高校は、大会3日目の第2試合で旭川実業高校と対戦することになりました。
クラーク記念国際高校のキャプテン、新岡歩輝選手は「目の前の1戦1戦にしっかり集中して、まずは初戦突破を目標に準備していきたい」と話していました。
また、去年の北北海道大会の優勝校で、旭川大学高校から名前が変わった旭川志峯高校は、大会2日目の第1試合で岩見沢東高校と対戦します。
一方、北北海道大会に初めて出場する足寄高校は、大会1日目の開幕試合で士別翔雲高校と対戦することになりました。
足寄高校の2年生、原田侑樹選手は「初出場が決まり、地元の人から多くの声援をもらいました。応援してくれる人のためにも全力でプレーしたいです」と話していました。
開会式の選手宣誓は抽せんの結果、遠軽高校のキャプテン、小野泰雅選手に決まりました。
小野選手は「高校野球のよさを多くの人に伝えられるような選手宣誓を行いたいです」と話していました。
北北海道大会は今月13日に旭川スタルヒン球場で開幕し、今月22日の準決勝2試合と、翌日の23日の決勝は、北広島市のエスコンフィールド北海道で行われる予定です。