札幌市南区の藻南公園 新たなクマ目撃情報や痕跡なく閉鎖解除

先月、クマの目撃情報を受けて閉鎖されていた札幌市南区の藻南公園では、新たな目撃がないことから5日、閉鎖を解除しました。

札幌市南区の藻南公園では、先月21日に隣接する真駒内公園でクマが複数回目撃されたことを受けて、公園が閉鎖されていました。
園内では管理者によるパトロールが続けられていましたが、閉鎖から2週間、新たなクマの目撃や痕跡が確認されていないことから、札幌市は5日、閉鎖を解除しました。
藻南公園では、5日午前8時半ごろから管理事務所の職員などが立ち入り禁止のロープや張り紙などを撤去していました。
また、園内の施設の利用も再開され、テニスコートでは予約した利用者たちが朝からテニスを楽しむ姿が見られました。
4歳の娘と公園を訪れた母親は「天気の良いこの時期に公園を使えないのは子どもたちがかわいそうだと思っていた。きょうも子どもが公園で遊びたいと話していたので、今後も利用したい」と話していました。