函館市の旧イギリス領事館でバラの花が見頃迎える

函館市の観光名所「旧イギリス領事館」の庭園で、バラの花が見頃を迎えています。

大正2年に建設された函館市元町にある「旧イギリス領事館」は、函館の開港当時を伝える資料などを展示する記念館として一般に公開され、観光名所の1つとなっています。
庭園にはイギリスの国の花であるバラが60種類、あわせて153株が植えられていて、毎年6月下旬から見頃を迎えます。
ことしのバラの開花は例年より1週間ほど早く、庭園は鮮やかな赤や淡いオレンジ、それにピンクなどさまざまな色に彩られ、ほのかな甘い香りが漂っていました。
訪れた人たちはバラのアーチをくぐったり写真を撮影したりしながら、バラを鑑賞して楽しんでいました。
東京から訪れた30代の女性は「イギリスの文化なのか、すごく優雅だと思いました。初夏の穏やかな時間を過ごすことができて、とても癒やされました」と話していました。
「旧イギリス領事館」のバラは7月中旬まで見頃だということです。