札幌市南区で複数のクマの目撃相次ぐ

3日夕方、札幌市南区で「複数のクマを見た」という通報が相次ぎ、警察が注意を呼びかけています。

警察によりますと、3日午後4時すぎ、札幌市南区の藻岩下で自宅にいた40代の男性が15メートルほど離れた山の中にクマ2頭がいるのを目撃しました。
クマはそれぞれ体長が1.5メートルと1メートルほどで、その後、山の奥へ向かい、姿が見えなくなったということです。
また、このおよそ1時間後、同じ札幌市南区の南39条西11丁目でも、山のふもとにある自宅にいた80代の男性が、庭に4頭のクマがいるのを目撃しました。
クマは、1頭が体長1.3メートルほど、残りの3頭が1メートルほどで、しばらくすると、山の中に入っていったということです。
目撃現場はいずれも住宅街に近く、6月下旬から周辺では複数のクマの目撃が相次いでいることから、警察などが住民に注意を呼びかけるとともに、警戒にあたっています。