ススキノのホテルで頭部のない男性遺体発見 捜査本部設置

２日、札幌の繁華街・ススキノのラブホテルで首を切断された男性の遺体が見つかった事件で、警察は殺人・死体遺棄事件として捜査本部を設置し、男性と一緒に入室した人物の行方を捜査しています。

２日午後３時すぎ、札幌市中央区南８条西５丁目にあるラブホテルの２階の客室で、男性が死亡しているのを従業員が見つけました。
警察によりますと、遺体は成人とみられ、浴室で頭部がない状態だったということで、刃物のようなもので切断したとみられています。
頭部は見つかっておらず、身元が分かる所持品も無かったということです。
ホテルの防犯カメラの映像などから、亡くなった男性は別の人物と２人で部屋に入り、その後、この人物だけが出て行ったとみられています。
警察は、男性と一緒にいた人物が首を切断して持ち去ったとみて、３日午後、殺人・死体遺棄事件として捜査本部を設置し、２４０人体制で防犯カメラの解析や聞き込みなどの捜査を行っています。
現場は札幌の繁華街・ススキノの一角でホテルや雑居ビルが建ち並ぶ地域です。