子どもたちの「第3の居場所」札幌の図書館に設置

学校や家庭以外に安心して過ごすことができる子どもの「第3の居場所」が、3日から札幌市内の図書館に設置されました。

「ふきのとう こどもクラブ」と名付けられた新たな「第3の居場所」は、札幌市中央区にある私立の図書館「ふきのとう子ども図書館」にオープンしました。
この第3の居場所には担当のスタッフが常駐し、就学前の子どもたちから高校生まで無料で利用できます。
また、子どもたちの要望に合わせて、学習支援や絵本の読み聞かせが行われるほか、軽食が用意される日もあるということです。
運営責任者の金昌震さんは「地域の中で子どもが安心して楽しめる場所というのが大事だと思います。問題を抱えている子どもを地域のどこかにつなげていくことも可能なので、そういう意味で『第3の居場所』の役割が大きくなっていくと思います」と話していました。