札幌でオートバイがパレード 行楽期の事故防止を呼びかけ

本格的な行楽シーズンを迎えたなか、2日、札幌市でオートバイの事故防止を呼びかけるパレードが行われました。

道内では7月から10月の行楽シーズンにオートバイの事故が増える傾向にあり事故防止が課題になっていて、道などが行ったイベントにはおよそ40人のライダーが参加しました。
はじめに赤れんが庁舎の前で出発式が行われライダーたちは交通安全への意識を改めていました。
このあとライダーたちは道警の白バイ2台の先導で赤れんが庁舎から出発し、札幌市内の中心部でおよそ5キロのコースをオートバイで走りました。
参加者はそれぞれのオートバイに交通安全を呼びかける小さな旗をつけたほか、黄色のたすきをかけて交通量の多い道路でパレードを行いました。
参加した札幌市の60代の女性ライダーは「北海道は夏場にしかバイクに乗れないのでこの時期を大事にして楽しく安全に過ごしたい」と話していました。
パレードを行った北海道二輪車普及安全協会の河岸逸郎会長は「これからの季節はバイクに乗る人がどんどん増えるので安全運転の啓発を行ってライダーの意識を高めていきたい」と話しました。