札幌南区でクマの目撃相次ぐ 警察が住民に注意呼びかけ

札幌南区でクマの目撃相次ぐ 警察が住民に注意呼びかけ

札幌市南区で29日夜、クマの目撃が相次ぎ、警察が付近の住民に注意を呼びかけています。

警察によりますと、29日午後9時10分ごろ、札幌市南区真駒内の「真駒内桜山小学校」から東に300メートルほど離れた道路上で、車を運転していた女性から道路を横切る体長1.5メートルほどのクマを見たと警察に通報がありました。
目撃現場から北に800メートルほどの場所には市営地下鉄の真駒内駅があるほか、住宅街も近くにあります。
また、29日午後10時半ごろには札幌市南区小金湯の公園「小金湯さくらの森」からほど近い道路上で、付近を自転車で走行していた男性から、体長1メートルほどのクマを目撃したと警察に通報がありました。
この公園では、5月11日に敷地内でクマのふんが見つかり、およそ2週間、閉鎖されていました。
札幌市南区では、この春から広い範囲でクマの目撃が相次いでいて、警察は付近の住民に注意を呼びかけるとともにパトカーで警戒にあたるなどしています。