アイスホッケー新チーム ワイルズ標茶町と包括連携協定

アイスホッケー、アジアリーグの参戦を目指す新チーム「北海道ワイルズ」は29日、標茶町とアイスホッケーの普及などを図る包括連携協定を結びました。

標茶町役場で行われた協定の締結式では北海道ワイルズの山田謙治社長と佐藤吉彦町長が協定書に署名しました。
協定では町内で子どもたちに向けたアイスホッケー教室を開くなどスポーツ振興に協力することや、町民によるチームの応援を行うなど相互に連携するとしています。
ひがし北海道クレインズを離脱した選手や監督らの受け皿として発足したワイルズは、6月26日から町内で合宿を行っていて、ワイルズ側が今後、毎年、夏の合宿を行いたいと協定を持ちかけたということです。
ワイルズが自治体と協定を結ぶのは初めてです。
アジアリーグはワイルズが条件を満たせば来年・2024年以降の参戦を審査するとしていて、ワイルズのことし9月からの来シーズンの参戦は不透明な状況が続いています。
山田社長は「東北海道地域と手を取り合い、スポーツを通じて地域のために活動したいと考えていた。選手が活躍できる場を用意できるように粛々と動いていきたい」と話していました。
佐藤町長は「リーグ参戦を巡ってはいろいろ問題があるとは思うがぜひことし9月開幕のリーグに参戦してもらいたいし、小さな町ではあるが、協力していきたい」と話していました。