留萌港の歴史や役割を学ぶ 地元の小学生が見学会に参加

留萌港の歴史や役割を学んでもらおうと地元の小学生を対象にした港の見学会が留萌市で開かれました。

この見学会は北海道開発局の留萌開発建設部が毎年この時期に行っていて、ことしは小平町の小平小学校と鬼鹿小学校の5年生あわせて27人が参加しました。
子どもたちははじめに港の事務所で留萌港が石炭の積み出し港として昭和初期から市の発展に大きく関わってきたことや、物流の拠点として大きな役割を担っていることなどを学びました。
このあとはパトロールなどに使われる港湾業務艇「ゆりかもめ」に乗り込み、20分ほどかけて古丹浜ふ頭や大型風車などを海の上から見学しました。
子どもたちは古丹浜ふ頭には1万トンの荷物が積める貨物船やクルーズ船などが停泊すること、大型の風車は高さがおよそ147メートルで来年3月に運転開始予定であることなどを学んでいました。
参加した男子児童は「風が気持ちよく楽しいです。留萌港が進化してきたこれまでの歴史を知ることができとてもよかったです」と話していました。