八雲町国道5人死亡事故 トラックとバスの損傷箇所など検証

道南の八雲町でトラックと都市間高速バスが正面衝突し5人が死亡した事故で、警察は27日、大破した2台の損傷箇所の検証を行いました。

今月18日、八雲町野田生の国道5号線でトラックが対向車線にはみ出し都市間高速バスと正面衝突した事故では、バスの乗客3人と双方の運転手の合わせて5人が死亡したほか、12人が重軽傷を負いました。
警察は、死亡したトラックの運転手が運転操作を誤ったとみて過失運転致死傷の疑いで捜査していて、27日、大破した2台が保管されている函館開発建設部八雲道路事務所の敷地で車両の検証作業を行いました。
捜査員たちは破損した箇所をカメラで撮影したり、車体の長さを測定したりしていました。
警察は、損傷の程度などをもとに衝突の詳しい状況を調べるほか、事故前の車両に不具合がなかったかどうかも確認するということです。
また、これまでにトラックから押収したドライブレコーダーも解析し、事故原因の特定を進めることにしています。