函館マラソン 約7000人が観光名所を駆け抜ける

函館市内の観光名所を楽しみながら走る「函館マラソン」が25日行われ、およそ7000人のランナーが函館のまちを駆け抜けました。

函館マラソンは新型コロナウイルスの影響で去年3年ぶりに再開しましたが、暑さによる途中棄権が相次いだことから、ことしは例年より1週間前倒しして開催されました。
今回は、フルマラソンとハーフマラソンにあわせておよそ7000人が参加し、このうちフルマラソンのランナーは午前9時半に千代台公園陸上競技場でスタートを切りました。
25日の函館市内は青空が広がり時おり涼しい風が吹く中、ランナーたちは函館山を望む海岸沿いや「金森赤レンガ倉庫」など、市内の観光名所をそれぞれのペースで駆け抜けました。
またことしは4年ぶりに沿道で声を出しての応援もできるようになり、ランナーたちは声援を受けながらゴールを目指していました。
札幌市からフルマラソンに参加した50代の男性は「気合いはばっちりです。月150キロ走っているので頑張って完走を目指します。走ったあとのビールを楽しみにしています」と話していました。