クマ目撃 札幌市手稲区・南区 警察が警戒 注意呼びかけ

クマ目撃 札幌市手稲区・南区 警察が警戒 注意呼びかけ

24日から25日朝にかけて、札幌市内でクマを目撃したという通報が相次ぎ、警察がパトロールをして警戒するとともに、注意を呼びかけています。

警察によりますと、25日午前5時30分ごろ、札幌市手稲区手稲本町でクマを目撃したという通報がありました。
現場は手稲本町ポンプ場から西に500メートルほどはなれた場所で、散歩していた男性が物音に気付いて振り向いたところ後方10メートルほどの道路上を体長およそ1メートルのクマ1頭が歩いていたということです。
クマは山の中へ入っていき、その後、目撃情報は寄せられていませんが、警察が現場付近をパトロールして警戒しています。
手稲本町ポンプ場の周辺では今月8日と9日にもクマが目撃されていて、札幌市は25日も調査を行っています。
また札幌市内では、24日夕方、南区北ノ沢の藻岩山観光自動車道の入り口近くで、近くに住む女性が住宅の裏にあるささやぶに2頭のクマがいるのを見つけて警察に通報しました。
女性は驚いてすぐに住宅に入りけがなどはなかったということです。
札幌市内では特に山と接している地域でクマの目撃情報が相次いでいて、札幌市などが目撃情報を発表して、注意を呼びかけています。