自民党道連 中村裕之・新会長 “次期衆院選で議席増を”

次の衆議院選挙について、自民党道連の新たな会長に就任した中村裕之衆議院議員は18日の定期大会で、道内で前回を上回る議席の獲得を目指す考えを示しました。

自民党道連の定期大会は札幌市内のホテルで開かれ、道連所属の議員のほか、公明党の道本部や新党大地のトップ、それに、経済団体の幹部らが出席しました。
この中で、2年余りにわたって会長を務めてきた伊東良孝衆議院議員は「衆議院の解散・総選挙は少し延びたとは言え、早ければ9月か10月にもあるかもしれない。公認候補となる支部長がまだ決まっていない北海道1区と8区で公募を進め、万全の態勢で選挙を迎えたい」と述べ、候補者の選定を急ぐ考えを示しました。
このあと、大会では、伊東氏が会長を退任し、後任に中村裕之衆議院議員が就任することが了承されました。
中村氏は「国民に貢献し、世界に誇れる北海道に今後10年で仕上げていかなければならない。次の衆議院選挙でも必ず勝利して1人でも国会議員を増やし、世界の宝となる北海道の実現に取り組みたい」と述べ、前回を上回る議席の獲得を目指す考えを示しました。