森町で防災シェイクアウト訓練

森町で、地震が発生した際に、身を守る動作を確認するシェイクアウト訓練が行われました。

この訓練は「地震を振り払う」という意味の「シェイクアウト」から名付けられていて、大きな地震が起きた際に、身を守る動作を確認するためアメリカで考案されました。
15日、緊急地震速報が出たという想定で全国一斉に訓練が実施されたのに合わせて、森町でも町民およそ1万4000人を対象に訓練が行われました。
このうち町役場では職員およそ140人が勤務する中、午前10時に防災行政無線から震度5弱の地震が観測されたという想定で緊急地震速報が流されました。
そして、まず姿勢を低くする、頭を守るため机の下に隠れる、揺れがおさまるまで動かないという3つの原則を守りながら1分程度同じ姿勢を維持していました。
森町防災交通課の柴田正哲課長は「参加した職員は迅速な行動がとれたと思う。地震はいつ起こるか分からないので、前もって安全な行動を確認してほしい。今後も継続的にシェイクアウト訓練を実施していきたい。」と話していました。