室蘭の住宅街で車庫から砲弾のようなもの 周辺住民が避難

15日午後、室蘭市の住宅の車庫から砲弾のようなものが見つかったと警察に通報がありました。市では付近の住民に避難を呼びかけています。

15日午後2時すぎ、室蘭市知利別町2丁目の住宅で、「遺品の整理中に車庫から砲弾のようなものが見つかった」と住民の家族から警察に通報がありました。
警察が現場に駆けつけたところ、長さ53センチ、直径10センチの砲弾のようなものが見つかったということです。
これを受けて室蘭市は、住宅から半径50メートルの範囲に住む住民に避難するよう呼びかけていて、午後4時半に近くにある旭ヶ丘小学校に避難所を開設し、午後6時15分現在、28世帯51人が避難しています。
住民の1人は「長い間住んでいますが、こんなことは初めてでこわいです」と話していました。
現場には自衛隊が到着し、回収作業を行うことになっています。
現場はJR東室蘭駅から1キロあまり離れた住宅街で、周辺には規制線がはられ、市などが車で巡回して住民に避難を呼びかけています。