J2水戸 函館出身の松田隼風選手が来月ドイツのチーム移籍へ

J2水戸 函館出身の松田隼風選手が来月ドイツのチーム移籍へ

サッカーJ2で、函館市出身の松田隼風選手が来月からドイツ2部、ハノーバーの23歳以下のチームに移籍することになりました。地元の函館からは活躍を期待する声が聞かれました。

函館市出身で19歳の松田選手はJ2・水戸ホーリーホックのディフェンダーで、足の速さと左足の正確なキックを持ち味に、先月アルゼンチンで開幕した20歳以下のワールドカップの日本代表に選ばれ試合にも出場しました。
そして来月からは、ホーリーホックが提携するドイツ2部、ハノーバーの23歳以下のチームに1年の期限付きで移籍することになりました。
移籍について松田選手は「早く海外でプレーしたい思いもありましたし、20歳以下のワールドカップを経験してその思いがさらに強くなっていました。前向きにチャレンジしたいという思いで移籍を決断しました」と話しています。
そのうえで「目標はトップの試合に出ることなので、目標に向かって日々サッカーのために全力で戦っていきたいと思います」と話していました。
松田選手の地元函館ではドイツでの活躍を期待する声が聞かれました。
父親の潤輝さんは「まさかあの子がドイツに行くとはびっくりです。ドイツでは周りに感謝しながら一生懸命サッカーを頑張ってほしい」と話していました。
また、松田選手を小学校1年生から4年生まで指導していた早坂賢一さんは「体が小さくて、最初からずばぬけた選手ではなかったので、海外に行けるのは驚きました。函館の代表としてこの先はさらに高みを目指してほしい」と話していました。