さぶりメロン初競り 過去最高額の2玉12万円

道南のブランドメロンとして出荷されている「さぶりメロン」の初競りが函館市の市場で行われ、最も高いもので過去最高の2玉12万円の値がつきました。

「さぶりメロン」は、厚沢部町の「さぶ」と森町の「り」から名付けられ、2つの町で生産されています。
函館市青果物地方卸売市場ではことし初めての競りが行われ、3箱、あわせて6玉のメロンが取り引きされました。
収穫されたメロンのうち、糖度15度以上で重さ1.9キロ以上のものが「さぶりメロン」として出荷されることになっていて、12日の競りでは最も高いもので過去最高の2玉12万円の値がつきました。
最高値で競り落とした仲卸会社の豊嶋敦さんは、「ことしは味や品質がよく、この価格をつけました。道南のメロンが全国で有名になってほしいです」と話していました。
「さぶりメロン」は9月末まで函館市内のスーパーなどに出荷されるということです。